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【1学年】化学の知恵を追体験!~周期表の成り立ちを探るジグソー型授業を実施~

本校では、クラークコアという学習モデルをもとに、生徒一人ひとりが主体的に学び、思考力・表現力・協働性を育む授業づくりを目指しています。
今回、化学基礎の授業では「周期表がどのようにできあがったのか」というテーマで、知識構成型ジグソー法を取り入れた探究的な学習活動を行いました。
「周期表」と聞くと、元素が整然と並んだ表を思い浮かべるかもしれませんが、実はこの表が完成するまでには、多くの科学者たちによる試行錯誤がありました。今回の授業では、生徒たちが科学者の立場になりきり、その発見や考え方を追体験することで、周期表ができるまでの歴史的な流れと化学の思考プロセスを学びました。
元素の三つ組、八音律の法則、周期律とその予言というプロフェッショナル活動をもとに、生徒たちは、科学者がどのようにデータを使って仮説を立て、どのように分類しようとしたのかを資料を使い説明していきました。

今回の授業では、知識の伝達ではなく、「なぜそう考えたのか」「どのように分類しようとしたのか」といった科学者の思考過程をたどることで、科学の本質に迫る学びができました。また、ジグソー法を通じて他者と協働しながら理解を深める力や、自らの言葉で表現する力も育成することができました。
周期表は“完成された知識”ではなく、過去の知恵と試行錯誤の積み重ねの結晶です。生徒たちには、今回の学びを通して「科学は人間の営みであり、今も進化し続けていること」を感じてもらえたと思います。
本校では今後も、生徒が思考し、表現し、つながる授業を実践してまいります。

各々の生徒で配られている資料が異なります!
発表の様子です✨

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