【2学年探究学習WEEK〜埼玉県政権交代〜】

さいたまキャンパスは探究学習を通じた非認知能力の育成に力を入れています。非認知能力とは学力検査などでは測定できない能力のことで、やる気や協調性など人の心や社会性に関わる力です。

2学年では4/17〜26にかけて、「埼玉県政権交代」と題した選挙風のプレゼンコンテストを行いました。政党を結成し、「埼玉県の暮らしをよりよくするにはどうしたらよいか？」という問いのもと、マニュフェストを生徒たちのアイデアで作っていきました。クラス内の予選後、学年全体の本選では7つの党が演説(プレゼン)を行いました。

どの政党もよく練られた素晴らしい演説でしたが、最も多くの得票数を獲得したのは「韻波句党(いんぱくとう)」でした。「埼玉県にUSJを創る」という大胆かつ聴衆の関心度の高いマニュフェストを打ち出し、その背景となる埼玉県の魅力度に触れたり、具体的な方策として建設地の計画や新路線開通も提示したりと、大変充実した演説を繰り広げていました。有権者たちも質疑応答の挙手が止まりませんでした。

埼玉県の行政について知ることはもちろん、プレゼンのスキルやICTスキル、何より他者との協働を学ぶよい機会となったと思います。生徒たちの事後アンケートでは、「スライドを作るだけではだめだとわかった。どんな質問が来ても答えられるようによく調べておくことが大事。」「先にスライドを作るのではなくて、発表の原稿を考えてからスライドにまとめるほうが効率的だとわかった。」という振り返りがありました。

さいたまキャンパスはこれからも探究学習を通して、仲間と協力しながら主体的に学び続ける生徒を育てていきます！