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「みんなの力で癌を治せる病気にする」を目指すプロジェクト、deleteCに今年も参加します

クラーク国際では、探究学習として、身近な課題に目を向け、問題解決に対してどうしたらよいのかを考え、行動できるよう、日々教育活動を行っています。日本では、毎年100万人以上が新たにがんに罹患し、生涯 2人に1人はがんにかかると言われるなか、世界の研究者達が日々研究を続けています。昨年からキャリア探究の一環で取り組んでいる「deleteC」は、「みんなの力で、がんを治せる病気にする」を目指したプロジェクトで、学生の視点で、高校生でもできることを考え、このプロジェクトに参加しています。
※ 「最新がん統計」国立研究開発法人国立がん研究センター  
目次

deleteCとは?

deleteCは、個人、企業、組織などの立場を越え、がんを治せる病気にしたい、という想いを自由に意思表示することで、誰もががん治療研究を応援できる仕組みをつくり、がん治療研究への寄付と啓発を通じて、1日でも早く「がんを治せる病気にする日」を手繰り寄せることに貢献します。具体的には、プロジェクトに参加する企業・団体・自治体・個人が自身のブランドロゴや商品、またはサービス名からCancerの頭文字である「C」の文字を消したり、deleteCのロゴやコンセプトカラーを使うなどしたオリジナル商品・サービスを制作・販売・提供します。購入金額の一部はdeleteCを通じて、医師・研究者が推進するがん治療研究に寄付されます。
※寄付金は、がん治療研究及び、啓発コンテンツ制作費などdeleteCの活動に充てられます。 
参加されている企業の方と一緒にアイデア創出を行いました。
今年1月に行われた「deleteC-HOPE」では、会場に集まった方々とともに、
今後どんな活動ができるかグループワークを行いました。
高校生への発信を“JK”の視点で考えました。

deleteC大作戦2023が9月2日より開催!

参加企業・団体のロゴ/対象商品に含まれる「C」の文字を消して、写真などで撮影して「#deleteC大作戦」をつけてX(旧Twitter)やインスタグラムで投稿するとがん治療研究の寄付になります。

 deleteCに参加している生徒にインタビュー

deleteCに参加しようと思ったきっかけは?

小谷さん

代表の小国さんの講演でおっしゃっていた「がんを治せる病気にしたい」と言う思いに惹かれました。家族にがん経験者がおり、がんは手術や抗がん剤治療で取り除いたとしても完治ではなく”寛解”の状態に位置付けされることも知っていたので、この言葉がとても印象強かったです。過去にがん患者が近くにいるのになにも助けになれない無力感がありまし た。しかし、deleteCと言うプロジェクトは、私達高校生でも誰でも医療に、がん治療に貢献できます。このプロジェクトを伝える側になった今、私のように無力感を感じている方に希望を持っていただくお手伝いができたらと思っています。

高橋さん

おばあちゃんが、がんの経験者ということもあり、がんについて他人事ではないという思いや小国さんが講演会で、がんという病気について多くの人に知って貰いたいという思いに共感したこと、おじいちゃんが放射線の研究をしていること、医療従事者でない私たちにもできることがあるならやりたいという、様々な思いからdeleteCに参加しようと思いました。

藤井さん

講演会での「みんなの力でがんを治せる病気にする」という思いに今までがんに接点のなかった私でもできることがあるならと思い参加しました。

参加したことで意識が変わったことがありましたか?

小谷さん

deleteCユースになりたくさんのことを経験させていただきましたが、その中で意識が変わったと思うことは○○だからできないと言う理由は理由にならないと言うことです。もちろん常識内や法律で決められているのであればできませんが、例えば医療と言う敷居が高い場所でも、deleteCでは高校生でも少し力を貸すことができるのです。高校生だから携われる可能性があると言うことに気付きました。“高校生”というブランドを活用できる今、たくさんのことに挑戦したいと思うようになりました。

高橋さん

医療従事者でない私たちができることがあるということを実感したし、自分のやってみたいことを言うことや、人の考えを否定しないことは大切だと思いました。

藤井さん

私は今まで何かを始める時や新しい意見を出す時、まず現実的かどうかを1番に考えていましたが、deleteCに参加してまずは行動してみること、口に出してみることが大事なんだと学び、何か思いついた時の意識が変わりました

この活動を通して行っていきたいことはありますか?

小谷さん

大きく2つあって、1つ目は、deleteCに初めて触れたときから先輩方と一緒に考えていたStarbucks CoffeeさんのCを消させていただくことを実現するために動くことです。高校生目線で高校生がよく利用する場所を考えたときに出た案です。世界中に展開している大きな会社なので、もちろん実現できない可能性もあると思います。実現できないとしても何かが必ず得られると思います。当たって砕けろ!という訳ではありませんが、ゴールではなく通過点として企画書を持っていきたいと考えています。次に2つ目は、全国のキャンパスにdeleteCを広めることです。deleteCを知ってもらうことが目的なのはもちろんですが、もしユースの仲間になりたいと声をあげてくれた方がいらっしゃったら嬉しく思います。

高橋さん

この活動を通して、色んな人にがんという病気について知ってもらい、がんの治療研究が進むよう、沢山の人にdeleteCに参加してもらいたいです。そのためにスターバックスさんに企画書を持っていってdeleteCプロジェクトについて知ってもらい、deleteCに参加してもらいたいです。

藤井さん

世界中のStarbucksCoffeeからCを消して、世界中の学生が今よりもっとdeleteCに参加しやすいものにしていきたいです。

deleteC専用のCLARK Webサイトはこちら
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