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【探究留学プログラム】淡路島で地域探究フィールドワークを実施

目次

淡路島を舞台にした「探究留学プログラム」

自然の中で学び、問いを立て、未来を考える

大阪・京都・彦根の各地区の生徒たちが、淡路島を舞台にした「探究留学プログラム」に参加しました。

全10回わたってパソナ農援隊と連携して行われているこの探究学習では、人口減少や農業の後継者不足といった地域が抱える課題に触れながら、自然や産業について体験を通して考えていきます。

パソナが運営する施設でフィールドワークを実施
施設周辺の様子

フィールドワーク体験

9月19日(金)、淡路島で現地体験学習を実施しました。

最初に、「タネノチカラ」の講師の方からお話を伺いました。タネノチカラは、持続可能で循環型の社会を目指す取り組みを行っており、今回は「あたりまえを問い直すことの大切さ」をテーマに講義をしてくださいました。

講義の様子
タネノチカラ、講師の方

「燃料として石炭や石油が使われるようになったが、そこから地球温暖化という新しい問題が生まれた。もし全てを自然素材に戻したらどうなるのか―正解はひとつではないからこそ、あたりまえを問い続けることが大切」

生徒たちは、この言葉に刺激を受けながら、自分たちなりの“問い”を立て、自然や社会との関わり方について深く考えるきっかけを得ました。

フィールドワークの様子
フィールドワークの様子

その後、パソナが運営する「農家レストラン 陽・燦燦(はる・さんさん)」で、淡路島の食材を使った料理をいただきました。地域の恵みを味わうことで、農と食のつながりを自然に感じる時間となりました。

農家レストラン 陽・燦燦での食事
地産の食を満喫

午後には、レストランに隣接する開墾前の土地で火おこしや開墾作業に挑戦。鎌や鋸を手に慣れない作業を体験しながら、自然の力や農業の営みを体感する場となりました。 農と食のつながりを五感で感じ、自然や地域に向き合う体験となりました。

火おこし体験
開墾体験

これからの学び

今回のフィールドワークを通して、生徒たちは淡路島の魅力とともに、地域が抱える課題を自分ごととして考えるきっかけを得ました。 今後の授業では探究をさらに深め、最終成果として自分たちなりの解決策やアイデアをまとめ、発表していきます。

フィールドワークの振り返り
タネノチカラの方々との記念撮影

参加した生徒の声

CLARK SMART 天王寺 スマートスタディコース 山口さん(3年)

「あたり前」があたり前ではないことが実感できました。この体験を通して、自分の可能性について知れるきっかけにしていきたいです。

CLARK SMART 天王寺 スマートスタディコース 森田さん(3年)

最初、農業はそこまで興味がなかったが、この体験を通して魅力的に感じることができました。開墾体験などで、グループで協力することを学べたのが良かったです。

参加した生徒の笑顔
参加した生徒の笑顔

パソナ農援隊について

パソナグループの「社会の問題点を解決する」という理念のもと、地域の活性化と持続可能な社会の実現を目指し、農業分野での雇用創造や、食・観光と連携した一次産業の振興に取り組んでいます。

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