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全国のクラーク生がオンラインでつながり、これからの宇宙と地球について考える1日、「クラーク宇宙の日」を開催します!

2021年7月に始まったクラーク国際の「宇宙教育プロジェクト」。そこから約2年の歳月を経て、2023年11月10日、クラーク生が宇宙飛行士やエンジニアの開発や制作の工程に携わって完成した人工衛星「Clark sat-1(愛称:AMBITIOUS)」が宇宙に打ち上げられました。

クラーク国際では毎年、記念すべきこの日を「クラーク宇宙の日」と定め、昨年(2024年)より全国のクラーク生が宇宙や地球に興味・関心を寄せ、未来の可能性について共に考える日としてイベントを開催しています。

クラーク宇宙の日のポスター

二回目の開催となる今回は、基調講演に京都大学大学院総合生存学館 教授・博士の山敷 庸亮さんをお迎えし、「コアバイオームコンセプトと月面居住」というタイトルで人類の月面居住の可能性について語っていただくほか、宇宙と類似した環境で米や大豆は育つのかを探究する「宇宙米・宇宙大豆プロジェクト」の成果発表、2021年から活動を続ける「宇宙探究部®︎」の活動報告などを行います。

イベント概要

名称:クラーク宇宙の日
日程:2025年11月10日(月)
時間:9:10~14:00 全体イベント、14:00以降 各拠点別に企画したイベントを開催
メイン会場:クラーク記念国際高等学校 京都キャンパス(その他全国の各拠点はオンラインで参加)

タイムテーブル

宇宙米・宇宙大豆成果発表(9:20-10:20 )

この4月から全国のキャンパスで行っている宇宙米・宇宙大豆プロジェクト。宇宙の環境となるべく同じ条件下での米や大豆の育成について探究しています。今回、全国から選ばれた4チームによる成果発表と、その表彰(表彰のみ11:40-11:55)を行います。

宇宙米を育てる生徒たち
順調に育つ宇宙米

京都大学大学院総合生存学館 山敷 庸亮 教授 基調講演(10:35-11:35)

宇宙に人が暮らす時代を本気で考えるとき、欠かせないのは「食料・環境・暮らし」をどう設計するかという視点です。本講演では山敷庸亮教授が、月面で持続的に生活するために必要な最新技術や研究を紹介しつつ、「月面居住のためのコアバイオームコンセプト(宇宙に縮小生態系を移転するための考え方)」に基づいた未来像を考えます。宇宙米や宇宙QUESTともつながる内容は、「宇宙×食料」という切り口から、未来を構想する力と、科学で課題を乗り越えるための視点を与えてくれるはずです。

京都大学大学院総合生存学館 教授・博士
山敷 庸亮 さん

宇宙探究部®︎ 成果発表(13:00-14:00)

新たな取り組みが始まった2024年。
宇宙の学びを楽しく、分かりやすいショート動画で伝える「まなつくプロジェクト」や、設定したテーマで撮影した写真を募集して競い合う「星空フォトコンテスト」など、その活動の紹介や、優秀作品の表彰を行います。

宇宙探究部®︎の活動
生徒が撮影した星空の写真

各キャンパスごとの宇宙企画(14:00-15:30)

キャンパスごとに宇宙に関する様々な催しを企画しています。

・専修学校クラーク高等学院札幌大通校 : 「宇宙を音とビジュアルで探究する」~言葉とアートで描く未来の宇宙~
・千葉キャンパス : 千葉開府900年行事と連携したゴミ拾い活動
・横浜キャンパス : 株式会社植松電機 代表 植松勉さん 講演会
・京都キャンパス : クラーク卒業生による「ペットボトルロケット設計・実験・測定競技

など

毎年新しいメンバーと共に新たなプロジェクトが生まれ、着実に進化を続けているクラーク国際の「宇宙教育プロジェクト」。今後の動きにも是非ご注目ください!

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