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【授業紹介】~スマートスタディコースのとある1日に密着~

目次

1年生スクーリング: ~ 書道で学ぶ「楷書の美」~

 スマートスタディコースでは、普段は自宅での学習を中心としながら、定期的に登校して授業を受ける「スクーリング」が行われます。これは、単なる出席日ではなく、教科学習や体験的な学びを通じて、知識やコミュニケーション力を深める大切な機会です。本校のスクーリングの大きな魅力のひとつは、「いつもの教室・顔なじみの先生」と過ごせること。遠方への長距離移動がなく、普段の課題やレポートでやり取りしている先生がそのまま授業を担当するため、生徒たちにとっても安心して学べる環境が整っています

 現在1年生の芸術授業「書道」では、「楷書」に取り組んでいます。今回は様々な楷書の文字表現を比較しながら、バランスや筆遣いの違いについて生徒同士で意見を交換し合いました。一見すると同じように見える文字でも、書き方ひとつで印象や意味の深さが変わることを実感した生徒たち。筆を通して、静かな集中力と感性を磨く時間となりました。

探求授業①:命の重みと向き合う ~ 「模擬裁判」に挑戦~

 スマートスタディコースでは、スクーリングとは別に自分の興味や関心に合わせて自由に選べる「選択授業」があります。
その中の一つが「探究授業(キャリア)」です。この授業では、生徒一人ひとりが自分の進路や夢、興味のある分野について深く考え、学びを深めていくことを目的としています。

 今回の探究活動では、法学部や文学部に関心のある生徒を中心に「模擬裁判」を実施しました。題材は、森鷗外の短編『高瀬舟』をもとにした架空の裁判事例。「殺人罪か同意殺人罪もしくは無罪なのか」という重たいテーマに対し、生徒たちは検察・弁護・裁判官などの役割に分かれ、真剣に議論を交わしました。裁判後にはディベート形式で改めて意見を交換し合い、他者の価値観にふれる貴重な機会となりました。

探求授業②:福岡の地で育てる ~アグリガーデンで学ぶ“食と命”~

スマートスタディコースでは、「アグリガーデンスクール&アカデミー」さんと連携し、福岡県を舞台に“食と農業”をテーマとした授業を展開しています。今回は、自分たちで育てたミニトマトとバジルを収穫しました。

 さらに今回は、自分たちで育てたミニトマトやバジルの収穫に加え、新たにほうれん草やスプラウトなどの種まきにも挑戦しました。生徒たちは小さな容器に種を植えたあと、育苗機「作太郎」にセット。ピンク色に光る不思議なLEDライトを見て、

「なんでピンク光育てるとよく育つの?」

と講師の方に積極的に質問する姿も見られました。種は約2週間ほどで収穫できるとのことで、生徒たちは今からその成長と味わいを楽しみにしている様子でした。

多様な学びが重なり合う ~スマートスタディコースの1日~

このように、スマートスタディコースでは「芸術」「論理」「自然体験」など、学問の枠を越えた多彩な学びが展開されています。
学校での1日は、生徒たちにとって“新しい自分”と出会うきっかけに満ちていました。これからも、それぞれの興味や関心を深めながら、未来へとつながる学びを一緒に積み重ねていきます。

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