【コース・専攻】ゼミナールの授業を紹介〜1年間の振り返り〜
個人探究の成果発表会を終えたゼミナールの授業では、「発表して終わり」ではなく、次の探究につなげるための振り返りを行いました。1年間の挑戦や学びをもう一度たどり直し、「自分は何を考え、どう動き、何を得たのか」を言葉にしていく時間です。
今回はリフレクションシートを活用し、探究のプロセスを丁寧に内省しました。テーマや問いの立て方、調査・実験・取材などの進め方、考察の深め方、発表までの工夫――成果物だけでは見えにくい努力や成長も含めて、自分の歩みを整理していきます。「うまくいった理由」「つまずいた場面」「次はどう改善したいか」まで書き出すことで、次年度の探究への具体的なヒントが見えてきました。
さらに、教室を“探究のギャラリー”にして、ギャラリーウォークも実施。生徒たちは互いの振り返りや成果を見て回り、コメントを交わしながら評価し合いました。友達の探究を見て「その視点は面白い!」「その方法なら深められそう」と刺激を受けたり、「自分も次はこうしてみたい」と新しいアイデアが生まれたり。評価が“先生から”だけではなく、“仲間から”も返ってくることで、学びが一気に広がっていく様子が印象的でした。
教員のフィードバックに加えて、生徒同士の評価が入ると、探究はより「社会に開かれた学び」になります。相手に伝わるようにまとめる力、相手の工夫を読み取り言語化する力、そして他者の視点を受け取り自分の探究を更新していく力。こうした力が、振り返りの時間の中で確かに育っていきます。
1年間の終わりに行う振り返りは、締めくくりであると同時に、次年度のスタートラインでもあります。今年の学びを土台にして、次はどんな問いが生まれ、どんな探究が動き出すのか。
来年度のゼミナールも、ますます楽しみです!
