<CLARK SMART千葉>探究を「やりっぱなし」にしない|経験を次の学びへつなぐリフレクション


前回の記事では、CLARK SMART千葉キャンパスが千葉市子ども交流館と連携して取り組んだ「なつまつり」の探究活動をご紹介しました。
企画し、準備し、実際に運営する。
しかし、CLARK SMART千葉の探究学習は、体験して終わりではありません。
9月10日には、なつまつりでの経験を次の学びへつなげるため、リフレクション(振り返り)の授業を行いました。
まずは、自分の経験を振り返る
5限目には、なつまつり当日の活動を一人ひとりが振り返りました。
「自分はどのように動いたのか」
「うまくいったことは何だったのか」
「思うようにいかなかったことは何だったのか」
経験した出来事を思い出しながら、自分自身の行動や考えを言葉にしていきます。
リフレクションでは、「成功したこと」だけを書く必要はありません。
うまくできなかったことや、迷ったことも大切な材料です。
「楽しかった」を、その先へ
体験は、そのままにしておけば、
「楽しかった」
「大変だった」
という感想だけで終わってしまうこともあります。
そこで、
「なぜうまくいったのだろう?」
「なぜ思ったようにできなかったのだろう?」
「次に同じような場面があったら、どうしたい?」
と一歩深く考えます。
自分の経験を振り返り、意味づけることで、その経験は次の場面でも生かせる「学び」へと変わっていきます。
振り返りを、次の行動へ
6限目には、なつまつりで得た経験を、これからどのように生かしていくのかを考えました。
振り返って終わるのではなく、次の企画へつなげていきます。
最後には、それぞれが考えたことを全体で共有しました。
振り返った内容は、探究ノートやStudyplusなどにも記録として残していきます。
こうした記録の積み重ねは、自分自身の成長を振り返る材料になるだけでなく、将来、志望理由書や面接などで、
「高校生活で何を経験し、そこから何を学んだのか」
を自分の言葉で伝える際の土台にもなります。
教員は「答えを教える人」ではなく、伴走者
リフレクションの内容に、一つの正解があるわけではありません。
そのため、教員が過度に手を出したり、「この振り返りが良い」と優劣をつけたりすることも目的ではありません。
大切なのは、生徒自身が自分の経験と向き合うことです。
教員は問いかけながら、生徒自身の考えが深まっていくように伴走します。
CLARK SMART千葉キャンパスでは、「自律的学習者の育成」を目指しています。
自分の行動を客観的に振り返ること。
経験から学び、次の行動へつなげること。
そして、自分で次の一歩を選ぶこと。
今回のリフレクションも、そうした力を育てていくための大切な学びです。
体験する。そして、振り返る。さらに、次へ進む。
CLARK SMART千葉では、これからも一つひとつの経験を「やりっぱなし」にせず、生徒自身の成長につなげていきます。
