【コース・専攻】厚木キャンパスの探究授業を紹介!~「気になる・好き」から、自分だけの“問い”をつくる時間~
厚木キャンパスでは、探究活動を「自分の中にある違和感や好奇心を出発点に、問いを立て、調べ、考え、他者に伝える学び」として位置づけています。今回の探究授業では、問いをつくる力にフォーカスし、日常の「なんでだろう?」を探究へつなげるためのワークに取り組みました。
授業の序盤は、いわゆる枠の外で考える体験からスタート。9つの点を一筆書きで結ぶパズルや、10円玉を見ずに描くワークに挑戦し、「見えているつもり」「分かったつもり」をいったん崩していきます。固定観念を手放すことで、問いを生み出す準備を整えました。
その後は、問いづくりのコツを共有。「自分の経験や関心に根ざした問い(当事者性)」と「他者に伝わり、広がりうる問い(公共性)」の2つの軸をもとに、ただの“テーマ”を“探究の問い”へと磨いていきます。たとえば社会課題のような大きな話題も、身近な体験や具体的な場面に引き寄せることで、調べて終わらない問いに変わっていきます。
後半はワークショップ形式で、いよいよ自分の問いづくりへ。身近な出来事の棚卸しからスタートし、対話を通じてエピソードを深掘りしながら、「なぜ?」「比較すると?」「関係は?」といった問いの型を使って問いを生成しました。さらに、問いが大きすぎないか、すぐに答えが出てしまわないか、ハウツーに寄っていないかなどのチェックを行い、“探究として走り出せる問い”に仕上げていきました。
授業を通して、生徒たちは「テーマを決める」から一歩進み、「自分の興味を言葉にし、問いとして立てる」経験を積み重ねました。問いは、探究のスタート地点。ここからそれぞれの“気になる”が、どんな学びへ育っていくのかが楽しみです。
厚木キャンパスでは今後も、生徒一人ひとりの関心を起点にした探究の時間を大切にしながら、思考を深め、表現につなげる学びを支援してまいります。
