【行事】厚木キャンパス 体育祭2025~生徒が創る、新しい体育祭~
6月18日、厚木キャンパスでは2025年度体育祭を実施しました。
今年の体育祭は、生徒実行委員を中心に「やらされる体育祭からやりたい体育祭へ」、そして「自分たちらしい新しい体育祭」をテーマに掲げ、競技内容やルールまで含めてゼロから構築。準備期間中も生徒主体で進行し、多くのドラマが生まれました。
当日は、朝から熱気に包まれ、体育館が生徒の笑顔と歓声で満ちあふれました。
■ 大玉転がし(全員競技)
体育祭の幕開けは、全員で力を合わせる大玉転がし。真っ直ぐ転がすだけでなく、コース上でのバランスやタイミングが求められ、仲間との息の合った動きが勝敗を分けました。スタートから全員が声を掛け合いながら取り組む様子に、クラスの団結力が見えました。
■ 綱引き
単純だからこそ熱い。綱を握る手に力を込め、クラスの名誉をかけて真剣勝負。作戦会議や掛け声の工夫も各クラスで見られ、綱が動くたびに歓声があがりました。泥臭くも熱く、勝ち負け以上の感情がぶつかる時間となりました。
■ 玉入れ(走るかご役!)
今年の玉入れは一味違いました。なんと、玉を入れる“かご”を持つのは生徒自身!かご役の生徒がコート内を走り回り、投げ手はその動きを追いかけながら玉を投げ込むという斬新なルール。運動量も連携も求められ、笑いと本気が交差する新しい玉入れが展開されました。
■ 障害物競走
ネットくぐり、縄跳び、借り物など、次々と現れるミッションをクリアしながらゴールを目指す複合型レース。身体能力だけでなく、柔軟な発想力やクラスメイトとの協力も求められました。特に借り物では、想定外のアイテムや人物を探しに全力疾走する姿に、観客からも笑いが起きました。
■ ドッヂボール+フリスビー!?
ドッヂボールは、序盤は通常ルールで進行。しかし、試合中盤になると突如“フリスビー”が投入される特別ルールが発動!不意を突く展開に、会場の熱気はさらにヒートアップ。ボールとフリスビー、二方向からの攻撃に対応するため、チームワークと判断力が試されました。
■ リレー(クラス対抗)
最後は、クラス対抗リレー。バトンが手渡されるたびに想いがつながり、体育祭の集大成として感動のフィナーレを迎えました。全員の声援が体育館を包み込み、ゴールの瞬間には自然と拍手と涙がこぼれるほどの盛り上がりとなりました。
昼休みには、恒例のエキシビジョンマッチとして「教員vs生徒」の綱引きも開催。普段は見られない教員の本気モードと、生徒たちの全力の笑顔がぶつかり合い、競技とはまた違った一体感が会場を包みました。
白熱した競技を勝ち抜き、総合優勝を飾ったのは・・・渡部クラス!おめでとうございます!
どのクラスも熱い戦いを見せてくれました!!!お疲れさまでした。
今年の体育祭を通して、生徒たちは競技だけでなく、「どうすればクラスがまとまるか」「応援や準備にどう関わるか」といった“見えない力”にも真剣に向き合いました。
その姿はまさに、生徒主体で行事をつくりあげる探究そのものだったと言えます。







