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クラークの3年間は東大への道

2023年3月10日、東京大学のWebサイトにて合格者が発表され、クラーク記念国際高等学校の生徒2名が現役で東京大学を合格しました!
さいたまキャンパス 総合進学コース 3年 Kさんは、文科三類での合格。
CLARK SMART大阪梅田 スマートスタディコース 3年 Tさんは、理科一類での合格です。

「東大受験対策は?」「クラーク国際からのサポートは?」「クラーク国際で成長した事は?」などを、現役東大合格を達成した2人にお話を聞きました!
Kさん(右)と竹野先生(左)
目次

さいたまキャンパス 総合進学コース 3年 Kさんへのインタビュー

東京大学 文科3類を目指したきっかけは?
高校入学時にはもともと一橋大学を目指していたのですが、先生や塾の講師からは、成績や模試の結果、持っている資格(英検準1級)などから考えると東京大学がいいのでは?と勧められていました。東京大学だったら最初の2年間は教養学部に入って色々なことを学べるので、自分の性格に合っていると言われたことは大きな決め手です。進路として決めたのは、高校2年の10月頃です。
高2から準備して間に合うものなんですね。
勉強にハマったというのが大きかったです。中学校のときは起立性調節障害もあって半分くらいは通えずゲームばかりしていました。ただ、ゲームをやっているのも何も残らず虚しくなってきてしまって、他に夢中になることを見つけたいと考えていたんです。そのときに、勉強だったら自分の身に残っていくものなので無駄にもならないと考えて、勉強をやってみようと思いました。もともと成績は悪いほうではなかったのですが、やりだすと楽しくなってどんどんハマっていって、成績も伸びだしたんです。やっぱり「好きになる」ということが成長するということに繋がるということを実感できた瞬間でしたね。
そういった好きなことをどんどんやっていくにあたって、周りのサポートはどういったものがありましたか?
先生からは受験前の最後の最後までメッセージをもらったり、本当に助けになりました。気持ちも楽になりましたね。周りの友人たちからも励まされて、やる気が湧きました。普通の進学校だったら周りもライバルですし受験で雰囲気もピリピリしてしまうかもしれないのですが、クラーク国際のみんなは励まして支えてくれていたので嬉しかったですし、助かりました。
Kさんにとってクラーク国際はどんな場所でしたか
クラーク国際では「学校生活を楽しもう」と思っていました。生活のすべてが勉強詰めだと、疲れも出てしまうので、いい意味でクラーク国際は受験の「力み」を抜いてくれる場所でもありました。
クラーク国際に入学したきっかけは?
もともとは留学に興味があって入学したのですが、コロナ禍になってなくなってしまいましたね。
3年間ずっとコロナ禍での学校生活になってしまったかと思いますが、そんな中でも一番楽しかったことはなんですか?
もうクラーク国際での日常の全てが楽しかったです。イベントが少なかったりオンラインの授業になったりはしていましたが、その分、学校に行くときは友達と交流ができるという喜びは大きかったです。大きなイベントはできなかったので、友人たちと一緒にクリスマスパーティーをやったり、放課後にお茶会をしたり。毎日が楽しかったですね。
クラーク国際で成長したポイントは?
学級委員を2年間やっていて、文化祭などのイベントにも積極的に関わっていました。委員内で衝突することもあったのですが、色々と話し合いをしていく中で協調性も伸ばせたと思っています。ときには夜中までメッセージを送り合ったりしながら、一人ひとりの長所や得意分野にも気づくことができました。そういったことを通して、自分自身の長所や役割が何なのかを考えながら行動することができるようになったかと思います。
クラーク国際で良かったと思う部分はどういったところですか?
たくさんあるのですが、一番は「色々な生徒がいるところ」かと思います。いわゆる「多様性」を認めてくれるところです。成績のいい人も悪い人も、歌うのが好きな人もダンスが好きな人も、本当に色んなタイプの人が一緒に学校生活を送るんですけど、本当にみんなが仲良く一緒に生活できるのは他の高校では味わえなかったと思います。自分と違う価値観の人たちのことを多く知ることは、自分たちが社会に出るときに重要になります。「そういう考え方もある」と自分も周りを認めるし、周りも認めてくれるのはクラーク国際ならではだと思います。
将来の夢はありますか?
ハッキリとしたものは決まっていないのですが、何らかのかたちで社会の役に立ちたいとは考えています。中学校のときは政治家になりたいなんてぼんやりと考えていたこともあります。中学校のときは学校に行けていないことを大きなことだと感じていただのですが、社会や日本が抱える問題や悩みから見るととてもちっぽけなことに思えたんです。それで学校に行くようになったというのもあって、みんなの生活を支えるのも政治ということもあり、そういった夢を持っていました。今はまたちょっと変わってきているので、大学でハッキリとした夢を見つけたいと思っています。
Tさん(右)と萩先生(左)

CLARK SMART大阪梅田 スマートスタディコース 3年 Tさんへのインタビュー

先生からどのようなサポートを受けましたか?
先生方から様々なサポートを受けたのですが、特に良かったのが、担任の萩先生と3年間行ったコーチング面談です。僕と先生の一対一で、様々なことを話したり相談することができて、自分の意見を整理することができました。
受験対策はどのように行っていましたか?
高校入学前から受験勉強をしていました。予備校映像教材などクラーク国際で使える教材や塾も利用していましたが、一番力を入れたのは自習です。僕が通ったスマートスタディコースは自分で時間の調節もできて、上手く自習に使えたことが合格につながったと思います。
クラーク国際で自分が成長したと感じた「授業」や「学校行事」はありますか?
プロジェクト型学習として高校2年生のときに参加したKIRINビバレッジとの産学連携です。【午後の紅茶部門】のトップの方や取締役の方に授業をしていただき、その後グループでどうすれば午後の紅茶の売り上げを伸ばすことができるのか意見を発表するものでした。そこでは、京都キャンパスの人とグループを組んで意見を出し合い調整して、さらにアンケートでリサーチをしました。発表する過程は、この授業を通して高校生活のみならず大学生活や社会人になっても大切なことを学べました。
将来の夢はなんですか?その夢に出会ったきっかけを教えてください。
はっきりとは決まっていないのですが、僕は理工系の学問に興味があるので、今の将来はそれに関する仕事、例えば学者やエンジニアなどになりたいと考えています。理由は純粋にそうした職業に面白さを感じるからです。
学校で楽しかったことはなんですか?
僕が学校で楽しかったのは3年生のときに参加したクラーク国際の30周年行事の一環だった宇宙探究プロジェクトです。まず、スペースデブリについて携わっている企業の方から講演をしていただきました。そのお話は興味深く面白かったです。次に宇宙の可能性を広げる持続可能な宇宙ビジネスの提案としてグループ活動で、担任の萩先生が大胆な意見を出して欲しいとおっしゃった結果、各グループから大胆な提案が何個もあったことが印象的でした。最後にクラーク国際で生徒が取り組んでいる衛星開発に関するお話がありました。学生がそのような大事業を実行していることに刺激を感じました。
受験した大学を選んだ理由を教えてください。
僕が東大を選んだのは、大学で学問を学ぶ場所としてはいい環境であること、大学2年中頃に専攻する学問を決められる「進学振分け」という制度があるからです。
クラーク国際の自慢できるところは、どういったところですか?
僕が思うクラーク国際のいいところは、多様な人がいることだと思います。例えば進路でも、僕のように大学に行く人もいれば、専門学校に行く人もいるし就職する人もいます。また高校生活でも様々なコースがあって、スポーツ・大学進学・演劇・eスポーツ・英語などに打ちこめることが、そうした自分とは違う特徴を持った人が周りにたくさんいることがクラーク国際のいいところだと思います。
お二人とも東大合格、本当におめでとうございます!お二人の新たな門出を心より応援しています✨
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