クラーク国際の担任制度:パーソナルクラスvol.1
谷川クラスを紹介します

谷川クラスは、高校2年生3年生、合計33人がともに学ぶ合同クラスです。
特徴的なのは、生徒自身が「担任にしたい先生」を選んでつくったクラスであるということ。このクラスの名前が1組やA組ではなく「谷川クラス」なのもこれが理由です。
パーソナルティーチャー制度
実はクラーク記念国際高等学校連携校東京国際ビジネスカレッジ福岡校(TIBC)ではクラス担任を生徒が決めることが出来ます。生徒が自分で教員を選びお互いの信頼関係を築くことが目的です。TIBCではこれをパーソナルティーチャー制度と呼んでいます。
午前中の授業は習熟度別・午後の授業ではれぞれが所属する専攻ごと【国際・パフォーマンス・eスポーツ・次世代工学・総合進学】に行いますが、授業以外のHRやクラスマッチ、文化祭などのイベントはこのクラスで行います。
朝のホームルーム
8:50までに登校、10分間各自が持つ課題や、英単語学習アプリに取り組みます。9:00に担任と全員がアイコンタクトであいさつを終えたら、楽しい会話を交えながら今日のやるべきことを確認。そんなときも、Have To ではなく Want To! 英語教師谷川先生の言葉が生徒たちにエネルギーを吹き込みます。

パフォーマンス専攻の皆さんは舞台演出の確認中

全員とアイコンタクトを交わしてから「令!」30秒ほど目でのコミュニケーションタイムです。

谷川クラスのコンセプト
谷川先生が掲げたクラスのコンセプトは「問題を多く見つけること」。完璧にやることよりも、自分の壁とどう向き合い、どう成長していくかを大切にしています。
失敗も成功も、ぜんぶ大事な学び。自分だけでなく、仲間が抱える「問題に気づき」一緒に乗り越えていく。そんな考え方をベースに、日々チャレンジしています。

問題解決に積極的な生徒たち
この日の1限目は生徒会選挙でした。自分や仲間の「問題」にアンテナを立てているから、谷川クラスからの立候補は多数います。今春、他の担任から谷川先生に変えた3年生女子に話を聞きました。
Q. なぜ今年は谷川クラスにしたのですか?
ポジティブで明るい谷川先生にあやかりたくて選びました。クラスに入ってみたらみんな日々を楽しんでいて、自分の問題にもポジティブに向き合っているところに自分も感化されています。

クラーク国際の画期的制度の一つ、パーソナルティーチャー制度。それぞれのクラスの成長ぶりを今後もお伝えしていきます。
