【コラム】NEXT秋葉原的　クリエイティブと将来について

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【コラム】NEXT秋葉原的　クリエイティブと将来について

CLARK NEXT Akihabraでは、声優アーティスト、マンガ・イラスト、先端プログラミング、映像クリエイト、eスポーツの５つのコース・専攻があります。

「何かを作り出すことが好き・得意」な生徒がとても多いキャンパスです。

そして、ここで学んだことを活かし、その後の進路、そしてクリエイティブな職に就いた生徒が沢山います。
プロゲーマーとして活躍した後、プロチーム運営会社を設立した生徒。
マンガ・イラストを卒業し、美大に進学してからサンリオに就職した生徒。
同じくマンガ・イラストを卒業し、大学卒業後アニメーション制作会社に就職した生徒。
声優アーティストを卒業し、声優として活躍している生徒。
同じく声優アーティストで音響を担当して、現在は各種イベントの音響を担当している生徒。
プログラムを卒業し、Webセキュリティの会社に務めている生徒。
映像クリエイトを卒業し、アニメーション制作会社に努めている生徒。
などなど……。

上記の例はほんの一握り。他にも多くの卒業生がクリエイティブな分野で活躍しています。

でも、皆が皆ここで学んだことをそのままダイレクトに活かしたクリエイティブ職に就いているわけではありません。
保育士、幼稚園教諭、介護士、看護師、教師、医療事務、コンサル、営業、占い師、雑貨屋店長、水産物卸売、ラーメン屋、首都高パトロール、外車ディーラー……今思い返してみましたが、本当に様々な職に就いています。
では彼らが、ここで学んだクリエイティブな技術やマインドを今では何も活かしていないのか、みんな諦めてしまったのか、というと、それはちょっと違ったりします。

彼らの中には、「仕事は仕事としてメインの収入。自分の好きなことで副収入」というスタイルで、今でも創作活動を続けている者が少なくないのです。
中には「今年はメインの仕事よりも副業の方が稼げてるんだ」という者もいます。
そこまで来ると、もはやメインと副が入れ替わっていますね。

インターネットが必須のインフラとして成立している現代だからこそ、こういった「プチ・クリエイター」とも言うべき生き方もアリなのだとNEXT秋葉原では考えています。
だから、在学中にSNSなどで有償依頼を受けて創作活動をしている生徒もいますし、キャンパスではそれを奨励すらしています。

保護者の方々からすると声優やマンガ家、イラストレーターなんて「そんな一握りの人しか成功しない職業」と思われるかもしれません。
でも、別に漫画家のすべてが大ヒット作品の作者ではないですし、そうなる必要もありません。
本職は別にある方がSNSでマンガを描いたらバズって、出版社から声がかかって単行本がプチヒット！！なんて話も珍しくはありません。
成功に対するイメージは人それぞれあるのでしょうが、自分の関わった創作物が誰かに面白がってもらえたなら、それは既に成功の一つの形です。
もしそんな小さな成功が定期的に訪れるなら、もうそれは幸せな人生だと断言しても良いんじゃないでしょうか。

だからこのキャンパスの教員としては「作ること、生み出すことを続けていて欲しいな」と思います。続けていれば道が開ける可能性はありますが、止めたら可能性はゼロですから。

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