【特別授業×学びに向かう力】サバをさばいて命と食の安全を学ぶ授業。
15のコンピテンシーを詳しく知りたい方はこちらからご確認ください。
CLARK SMART横浜キャンパスでは特別授業として「サバの解剖」を実施しました。
今回のテーマは、魚の体のつくりを理解すること、そして寄生虫の観察を通して食品衛生への意識を高めることです。
しかし、この授業の本当のねらいはそれだけではありません。私たちが大切にしているのは、知識を得ること以上に、“学びに向かう力”を育てることです。生徒たちは、包丁を入れる前から多くの疑問を持っていました。エラはどのように呼吸をしているのか、寄生虫は本当に目で見えるのかなど、実際に手を動かし、自分の目で確かめることで、疑問は「納得」へと変わります。
教科書の平面図だった知識が、立体的で実感を伴った理解へと深まりました。内臓を丁寧に観察していくと、白く細長い糸のようなものが見つかりました。それが アニサキスです。生徒たちは驚きの声を上げながらも、なぜ寄生するのか、どうすれば防げるのかと次々に質問を重ねていきました。こうした“気づき”や“驚き”こそが、学びに向かう原動力です。受け身ではなく、自ら知ろうとする姿勢が自然に生まれていました。
魚の体の構造を理解することは、生物学的な学びにとどまりません。適切な加熱や冷凍の必要性や命をいただくことの意味を体験的に学ぶことで、生徒たちは「知る」だけでなく「どう行動するか」を考えるようになります。
学びに向かう力とは、疑問を持ち、考え、行動へとつなげていく力です。今回の授業は、生物学・食品衛生・倫理観を横断する総合的な学びとなりました。体験を通して得た発見は、生徒一人ひとりの中に残り続けます。そして、その記憶は次の学びへの意欲へとつながっていきます。
本校では今後も、知識の習得にとどまらず、生涯にわたって学び続ける力を育む教育を大切にしています。
