【学習・教育】カンニングペーパーの作成OK!?〜公式の丸暗記から「自分で考えて活用する」学びへ〜
厚木市にある通信制高校、クラーク記念国際高等学校厚木キャンパスでは、先日2年生の「数学A」の授業にて、少し変わった小テストが実施されました。今回のテスト範囲は、多くの生徒が苦手意識を持ちやすい「順列と組み合わせ(PとCの使い分け)」です。
なんと今回の小テストは、「自分で作ったカンニングペーパーの持ち込みOK」という特別なルールで行われました!
「カンニングペーパーを作っていい」と聞くと、一見楽ができるように思えるかもしれません。しかし、実はこれこそが今回の授業の大きな狙いであり、深い学習への仕掛けです。
限られた紙のスペースに何を書き込むか。
「順列(P)と組み合わせ(C)の違いってなんだっけ?」
「どんな文章題のときに、どっちの公式を使えばいいんだろう?」
生徒たちはテスト直前まで、教科書やノートを何度も見返し、必死になって自分だけの「最強の1枚」を作り上げていました。公式を丸暗記するのではなく、「どうまとめれば自分がテストで使えるか」を自ら考えるプロセスこそが、本質的な学びの第一歩となります。
テストが始まると、教室は心地よい緊張感に包まれました。
生徒たちは自分が作成したペーパーを横に置き、問題文の条件をじっくり読み解きながら慎重に計算を進めていきます。単に公式を思い出す作業に時間を使うのではなく、「この問題は順序が関係するから順列だな」「これは選ぶだけだから組み合わせだ」と、問題の構造を見抜く思考に時間を使うことができていました。
当校の教育では、知識の暗記量だけを測るのではなく、手持ちの情報を使って「どう課題を解決するか」という実践的な力を養うことを大切にしています。情報があふれる現代社会において、必要な情報を収集・整理し、活用するスキルはまさに重要なキャリア教育の一環です。
工夫して作ったペーパーを武器に、最後まで諦めずに問題に挑んだ生徒たち。テストが終わった後の晴れやかな表情からは、自ら準備してやり遂げたという確かな主体性と自信が感じられました。
これからもクラーク厚木では、生徒が楽しみながら思考力を伸ばせる、多様で魅力的な授業を展開していきます!

