【連載コラム】オタクの通り道#10
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オタクの定義。
NEXT Akihabaraキャンパスの生徒の大部分はオタクだ。
これ、学校説明会で毎回言ってるのだが、そのたびに広報委員の生徒が「Yeah!!」って感じで盛り上がるのが毎回面白い。
ただ、ここで吉田が言っているオタクというのは、広義のオタクなのだと思う。
昔、岡田斗司夫氏は「いい年してアニメ見てるヤツは全員オタクだ! いい年、ってのは10歳以上のことだ!!」と冗談めかして豪語していましたが、この括りだと大体の人間はオタクになりますな。
オタクの定義については、社会学者あたりが幾つかそれっぽいものを言及しているけれど、実際どれも正しいし、どれも物足りない、というのが吉田の所感である。
吉田自身の中では、かつて岡田斗司夫氏が『オタク学入門』の中で定義したものを採用している。
それは「アニメが好き、漫画が好き、でそれのみを追いかけているのはただのファンやマニア。オタクというのは、複数のジャンルから対象を見通す目を持ち、かつ、持論を語れるようになった者」というものだ。
つまり電車が大好きだけれども、アニメや漫画、ゲームやミリタリーなどには興味は無い。自分のレールには電車以外走らせる気はない!! という人は、吉田の中ではオタクではない。
しかし、電車好き、かつミリタリー好きで、日本中の線路配置と自衛隊や米軍基地の位置などを重ね合わせて国防とインフラを語る、なんて人間がいたら、それはもう完璧なオタクだ。多分、語りだすと早口で長い。いい味出てる。
Typemoonの作品が好き過ぎて、現代の西洋魔術の中からどういう美味しい単語や世界観を引用しているかを語る、なんて人間も香ばしい。あ、オレか。
よって、ジャンルのクロスオーバーこそがオタクの真髄であると吉田は考えている。
そういう意味では、オタクってのは
・視野を広く持ち
・様々なジャンルを許容できる広い心と知性を持ち
・分析力に長けた人間
・しかし、結果として残念
という、人物像が浮かび上がってくる。最後のが無いと完璧超人になっちゃうからな。
でも本当に、オタクってのは20世紀の日本が生んだ特殊な知性の形なんだと思う。
それが良いのか悪いのかは……あなた次第。