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【コラム】オタクの通り道 #17

CLARK NEXT Akihabaraとは

CLARK NEXT Akihabaraは、好きは最強」「好きから未来を広げようをモットーに教育を行っています。
通常の学校教育にプラスして生徒たちの興味関心に合わせた専門的な教育を受けられるのはCLARK NEXTだけ!
秋葉原の街で、他の通信制高等学校にはない学校らしさを重視し、尚且つ特化した教育を行っています。
今年度からは、各専門分野を横断して授業が受けられるようになるプロジェクト型授業もスタート!
ますます進化していくCLARK NEXT Akihabaraを是非見にきてください!

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目次

次年度からは下記の内容が全て学べる”My Project”が始動します。

オンラインを中心に、秋葉原で「サブカルチャー探究」や留年せずに「海外留学」に挑戦!

「TRPGってどうよ。#2 」

(前回までのあらすじ)
1970年代にアメリカで生まれたコミュニケーションゲーム、TRPG。コンピューターRPGとは異なる進化を遂げる中、現代日本でなぜ人気なんだ!?クトゥルフ神話TRPG。

今の日本で最も人気のあるTRPGと言えば、問答無用で「新クトゥルフ神話TRPG」。
しかしながら、吉田が最もTRPGをプレイしていた中学生~高校生の頃(30年以上前になるのか……)のTRPGと言えば、題材はまずファンタジー!徹頭徹尾ファンタジーでした。
元祖TRPGのD&Dに始まり、T&T、ルーンクエストあたりが最もプレイ人口が多く(吉田がプレイしていたのもD&D)、高校生になったあたりでようやく和製TRPGの星、グループSNEの「ソードワールドRPG」が発表されたわけで、これらすべて世界観はファンタジーでした。
トールキンの長編ファンタジー小説『指輪物語』は当時のオタク(現在50歳オーバー)の必修科目でしたから、ファンタジーTRPGの世界観というのは(我々の世界では)何の抵抗もなく受け入れられたわけです。
そして、当時のオタクであればH・P・ラブクラフトを始祖とする「クトゥルフ神話」(ホラー小説群)も一通り読んでいるのが常識でしたので、「窓に!窓に!」とかはオタクのレトリックとして活用されていました。
が、元が海外のホラー小説であり、非常に他者に伝えにくい面白さということもあり、ひっそりと紳士の嗜み程度のものだったという感覚があります。

そしてクトゥルフTRPGの日本語版が発売されたのが1993年(コアなファンはその前に自分たちで訳してプレイしていました)。
「SAN値直葬」という言葉を公共の電波に乗せたのはアニメ『這い寄れ!ニャル子さん』ですが、それ以前からクトゥルフTRPGの用語として「SAN値がヤバい」などの言葉はオタクの中では使われていたんですね。

ただ。
ただよ!?
クトゥルフ神話って、そんなに誰もが面白がる世界観ではないだろうよ!?
基本的には不快でしかない世界観のゲームがこんなにも人気を博しているのは、ひとえに「TRPGオンラインセッションとの相性があまりにも良かった」からだと思います。

どう相性が良かったのかは次回に続く

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