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【卒業生インタビュー】選べる通学スタイルで進む進路とは?

CLARK SMART名古屋に在校していた長谷川 帝勝さん(3年)と清水大誠さん(3年)のお二人にインタビューを実施。それぞれの夢から通信制高校での通い方、進路など違った方面で名古屋校に在籍している期間中にインタビューさせて頂きました。

清水さんと長谷川さんが知り合ったきっかけは?

清水さん
スポーツ成績報告会で使用する長谷川くんの紹介動画を先生から依頼された時に初めて知りま    した。動画を編集していて「こんな凄い人がいるのか!」と思いながら作っていましたね。
発表も僕とO君(共通の友人)と一緒にしていて、何日か経った後に長谷川くんが学校にやってきた時に「ああ、この人が」という印象でした。

長谷川さんは最初の第一印象残っていますか?

長谷川さん清水くんは、情報が凄い(パソコン関係に強い人)っていう印象ですね。

清水さんありがとうございます。

長谷川さん
スポーツ成績報告会で清水君とO君が僕の紹介をしてくれたんだよと先生から紹介された時のお礼をきっかけに、学校に来るたびに会うと話をするようになりましたね。SNSでの交流もしていましたね。みんなを通して清水くんが名古屋大学に合格したことも知っていました。

中学校から高校を選ぶときにクラークを選んだ理由を教えてください。

長谷川さん競技に専念できると言われて即決でした。

清水さん
僕は中学校の時に具合が悪くて学校に行ってなかったから通信制がいいかなと思ってクラークを選びました。

通信制の学校の中でクラークを選んだ理由はありますか?
清水さん
授業(※1)があるっていうことが一番の決め手ですね。自分で行きたい授業を選んで、具合が悪かったら休んでもいいというところが一番よかったです。

長谷川さん
僕は、大会と授業が重なっていて学校に行けない時や、競技に専念したい時期があるので、それでも卒業ができる高校を探していました。クラークでそれを相談した時に、「競技に専念できるように、できる限り対応しますよ」と事情を理解して頂いて、ここがいいなと思って決めました。

※1 クラーク名古屋校では、高校卒業資格取得以外において、自由に選べる授業を受けることができます。オンライン、対面授業の2種類で毎日様々なジャンルの授業が行われています。学習への興味や進路においての一歩として100種類以上の授業を用意しています。

二人の目指す分野は違いますが、それぞれの頂点を目指す高校生の一人だと思います。
今の自分の姿は入学時から思い描いていたものなのか、あるいはターニングポイントとなった出来事はありますか?


長谷川さん
僕は思い描いてはなかったですけど、目標にはしていました。具体的に思うようになったのは、高校1年生の時にモンスター(Taiga Hasegawa | Monster Energy Snowboarding)と契約してからですね。

清水さん中学校の頃からプログラムを書いていましたが、エンジニアを目指す気持ちは全くありませんでした。高校1年生の頃はパイロットになりたいと思っていました。広田先生のウェブデザインの授業やプログラミングサークルで白川先生と出会って色んなものを作っていくうちに、「(プログラミングが)自分に合っているのではないか?」と感じるようになりました。
最初は、名古屋大学の航空宇宙工学を希望していましたが、考える内に電子情報学科にしようと思い、学科を変えました。

長谷川さんの競技生活においてクラークが力になれたことはありますか?
長谷川さんやはり一番は、担任の先生に出会えたことです。僕の中では、そこが一番大きいと思います。


担任の先生のどういうところが良かったですか?
長谷川さんこうしたいって言ったら、希望に沿ってくれるようにできる限り動いて頂けるし、自分の中ですごい力になったかなって思います。ありがとうございます。

清水さん(「そうそう」と頷く。)

清水さんのコーチング担任の新開先生
長谷川さんのコーチング担任の久保キャンパス長

そろそろ卒業間近ですが、クラークを選択して良かったと思いますか?
清水さんクラークに入って、凄くよかったなって思います。最初は正直、全日制の高校が良かったなと思いながら入学しましたが、全日制に入学していたら、受験勉強だけして、一般選抜で受験するしかなかったと思います。
クラークではやりたいことを沢山させてもらいながら、実績を作ることもでき、その結果、推薦で合格を掴むこともできました。名古屋大学に推薦入試で合格することができたのは、やはりクラークに入学したからかなと思います。

長谷川さん僕もクラークに入って本当によかったなと思っています。競技に対しても担任の先生をはじめ、色んな先生に協力して頂いたからこそ、競技と勉強の両立がうまくきました。

何よりも最近はすごく人生が楽しいです。クラークで出会った友達のみんなと仲良くなって、清水君とかと知り合って、他の子たちとの友人関係もでき、みんなで遊びに行くことも増えて自分の人生が豊かになりました。そこは凄くよかったですね。

今、少し話が出ましたが、クラークで出会った友達ってどんな存在ですか?

清水さん卒業してバラバラになるのは、少し寂しいなと感じています。

長谷川さん僕は、本当にみんなに感謝しかないです。最初は一匹狼っていう感じで、一、二年生の頃は授業を受けに来て、すぐ帰っていましたが、清水君やO君を通してみんなと仲良くなった事で、今では授業後にもよく遊びに行くし、連絡も取る事も増え、必要不可欠な存在になりました。

では、クラークの先生はどんな存在ですか?

清水さん自分がやりたい事に対して、先生は、全て応援してくれます。色んな機会を、学校で用意してくれるので、すごい良くしていただいたと思います。元々感じていた学校の先生という印象とクラークの先生は印象が違いますね。先生のところに話しに行くっていう時は、大体授業の話とか勉強の話が中心だったと思います。けれど、クラーク来てからは、授業の話以外についても先生に話す機会も多かったです。

長谷川さんも色々な授業で先生と関わる機会があったと思いますが、どんな印象を持っていますか?

長谷川さん凄い先生たちという印象です。通信制ってそれぞれ悩みや不安を持って来られる生徒が多いと思いますが、その子たちと関わるに相応しい先生方ばかりですね。包容力があり、いつも味方でいてくれるのがクラークの先生です。僕たちの世代にとっては大きいと思います。上から目線な感じですが(笑)凄くいい先生の集まりだと思います。


クラークにこれから入学を希望する人や在籍している後輩たちに、高校生活を振り返ってこんな風に学校生活をしてほしいと思う事はありますか?

清水さん
まず自分がやりたいことは、とりあえず口に出して言ってみるのがいいかなと思います。口に出すことで、知らない間に目標に向けて動いていけるきっかけになります。あとは学校に来てみてください。授業を受ける気がなくても、学校に来て色んな人と話して帰るっていうだけで、楽しいと思いますし、またその中で自分がやりたいことが見つかるかなと思うので、是非、学校に来てほしいです。

長谷川さんほとんど清水くんと一緒ですね。クラークは自分のペースに合わせて学校に行けるシステムがあるから、沢山学校に来てください。学校に来て、誰か一人でも喋りかけて、友達を作ったらやっぱりまた来ようと思うし、絶対に楽しいと思います。僕なんか凄く極端に学校に来るようになったから。だから、自分のやりたいことをやりつつ勉強もして友達いっぱい作ってほしいですね。難しいなら別にそんな多くなくてもいいから、とにかく友達を作ってほしいですね。

二人のこれからの目標や夢はどうでしょうか?

清水さんは自分が大学でやっていた研究に合う会社に就職して、そこで一定の成果を出せればなとは思っています。そういった企業がなければ、博士課程で博士号をとって大学の研究者とか教員とかになろうかなとは思いますが、どうなるかは分かりません。現段階では、しっかり学んで、修士までは行こうかなと思っています。博士課程まで行くかはちょっと、その時次第ですね。

長谷川さん僕は、競技があるので、勝ち続けられる存在になるっていうことと、怪我なく、自分のやりたいスノーボードをし続けていけたらいいかなと。生活面でも、色んな人と関わって、学んで、人生を豊かにしていきたいなって思っています。オリンピックについては、強く意識しているわけではありませんが、出場できれば、金メダルを獲って帰ってきたいと思います。

清水さんかっこいい!

同じ名古屋校の同級生で、第一線で活躍する生徒っていう感じなんですけど、何か刺激を受けたこととかありますか?

清水さん僕は、まだ日本から出たことはありませんが、海外で活躍している長谷川君を見ていて、自分も大学に行ったら、海外の学会の発表とかも挑戦してみたいなと思っていますし、そういった世界を見ていけたらという部分で、世界で活躍されている長谷川君にはすごく刺激を受けました。

そんな風に思われて、長谷川さんはどうですか?

長谷川さんなんと言えばいいかわからないですけど(笑)。やはり良い部分で僕も清水君たちから良い刺激をいっぱい受けていますね。

ほぼ、正反対なので、だからこそ面白いなと思っています。清水君は勉強面、僕は、スポーツ。違う夢を追いかけているからこそ、お互いのない部分を客観的に見られているので、そういうのは、すごく良いことなのかな。

長谷川さんから見てこう清水さんの良いところってどんなところですか?

長谷川さん清水君は、文句や不満など言わないですよね。ポジティブだなって、僕は見ていて思いました。「嫌です」とか「無理です」とかは絶対になく、「やってみます」という前向きな姿勢。そういうところはやはり尊敬します。

清水さんは、それは自覚していましたか?

清水さんあまり自覚してないけれど、やれるだけやればなんとかなると思っていますね。
「無理」って思っても、まずはやっている気がします。そういう所はあるなっていう感じですね。

清水さんから見て、長谷川さんってどんな人ですか?

清水さん話をしていて面白いです。考え方や言うことそのものが面白いですし、話し方が上手だと思いますよ。

長谷川さん僕は、何も考えずに話す事があるから(笑)。多分、清水君は周りに気を遣って話をするけど、僕は反対ですね。清水君は、周りを見て言わない言葉も僕が言っちゃうので、多分そういうのを見て面白いのかな。一緒にいてすごく楽しいです。

活躍の場や雰囲気が全然違う二人だけれど、お互い好意的に見てるっていうのが伝わってきました。卒業後も関係が続きそうですね。

長谷川さん続くと思います。インスタやLINEのメッセージ一通で会おうと思えば会えそうですし、あとはお互いのスケジュールとかが合えば。まあ別に何年後でもいいしね。

清水さんそうだね、久しぶりって言ってね。二人ともお互いの活躍をメディアとかで知ることもあるかもしれませんね。

何年後かにまた対談ができたら面白そうですね。

3月8日に卒業式が行われ本校を卒業しました。ご卒業おめでとうございます。
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