総合型選抜で合格した先輩は何をしていた?検定への挑戦から始まる大学進学

「中学校で頑張ったことを聞かれても、思いつかない」「勉強にはあまり自信がない」。
横浜キャンパスで、これからの高校生活を思い描いてみませんか。
そんな不安があっても、高校入学時点で大学受験で語れる実績を持っている必要はありません。大切なのは、高校に入ってから何に挑戦し、その経験から次に何を選んでいくかです。横浜キャンパスでの検定への挑戦を起点に、留学や探究、大学進学へと興味が広がっていく3年間の一例を紹介します。
この記事のポイント
- 横浜キャンパスでは、英検を中心に数学検定・漢字検定・世界遺産検定などに挑戦する機会があります。
- 総合型選抜で語れる強みは資格の数だけではなく、挑戦した理由や課題、工夫、次の行動までを自分の言葉で振り返ることにあります。
- 検定、留学、探究、AiGROWによる振り返りを通じて、大学で学びたいテーマが見つかることがあります。
高校入学時に「大学受験で語れる実績」は必要ありません
学校説明会や個別相談では、「中学校で頑張ったことを聞かれても、思いつかない」「勉強にはあまり自信がない」「高校では、何か一つでも自信をつけてほしい」といった不安を持つ中学生・保護者の方もいます。
でも、高校入学時点で「大学受験で語れる実績」を持っている必要はありません。
大切なのは、高校に入ってから何に挑戦し、その経験から次に何を選んでいくかです。
横浜キャンパスでは、英検を中心に、数学検定・漢字検定・世界遺産検定など、さまざまな検定へ挑戦する機会があります。特に英検では、年1回は全員が受検にチャレンジし、「ワンランクアップ」を目標に学習しています。2025年度第3回までには、横浜キャンパス・CS横浜・中等部を合わせて延べ200名以上が英検に挑戦しました。
私たちが目指しているのは、「資格をたくさん持つ高校生」をつくることだけではありません。一つの検定への挑戦から「自分にもできる」が生まれ、その小さな成功体験が、次の検定、実行委員、留学、探究、ボランティア、さらにその先の大学進学へつながることがあります。
高校1年生。最初は「英検、受かるかな」からでいい
例えば、高校入学時には大学で何を学びたいかがまだ決まっておらず、英語も特別得意ではない。「これを頑張った」と自信を持って言えるものがあまりない生徒を考えてみます。
そこで高校1年生では、まず今の自分に合った英検の級へ挑戦します。
横浜キャンパスでは、受検級に応じた対策に加え、Monoxerを活用した単語学習、ライティング対策、ネイティブ教員に相談できるStudent Hours、二次試験に向けた面接練習などに取り組んでいます。
最初から一人ですべてできる必要はありません。
単語を覚える。問題を解く。分からなければ質問する。ライティングを添削してもらう。そして、受検する。結果は合格。そのとき、「自分でも、やればできるんだ」という感覚が生まれます。

「できた」が一つ増えると、次の挑戦が始まる
検定に挑戦する意味は、英検○級という資格が増えることだけではありません。自分で目標を持ち、そのために勉強し、結果を受け止めて、「じゃあ、次は何をやってみよう?」と考える経験にもなります。
次は一つ上の級へ挑戦するかもしれません。学校説明会実行委員やボランティアに参加してみるかもしれません。
以前なら「人前で話すなんて無理」と思っていたとしても、「英検だって最初は不安だった」という経験があれば、もう一度だけ一歩を踏み出せることがあります。
一つの成功体験が、次の挑戦へのハードルを少し下げてくれます。
高校2年生。「先生に言われたから」から「自分で選ぶ」へ
2年生になるころには、「先生に英検を勧められたから受ける」だけではなく、「次は2級を目指したい」と自分で考えるようになることがあります。海外にも興味を持ち始めるからです。
クラーク国際には、年間20以上の留学・国際教育プログラムがあります。2026年度にも、カナダでの探究留学、ニュージーランドでの短期・中期留学、オーストラリアでの短期・中期・長期留学、ハワイ島、ベトナム文化交流など、さまざまな選択肢があります。
「高校生のうちに、一度海外へ行ってみたい」という次の目標が生まれることもあります。
英語を「検定に受かるための勉強」だけではなく、「海外で自分の言葉を伝えるためのもの」として考えるようになることがあります。学ぶ目的そのものが変わっていきます。
検定から留学へ。留学から探究へ
海外では、言葉が思ったように伝わらないこと、日本とは異なる学校生活や文化、価値観に出会うことがあります。すると、「英語をもっと話せるようになりたい」だけではなく、「どうして日本とこんなに違うんだろう?」という疑問が生まれることがあります。
例えば、「文化の違う人たちは、どうすれば一緒に暮らせるんだろう?」「日本と海外では、コミュニケーションの取り方がなぜ違う?」「外国人にとって暮らしやすい街ってどんな街?」といった疑問です。その「なぜ?」を日本へ持ち帰ることで、探究の問いにつながることがあります。
横浜キャンパスの「Q探~夏の陣~」では、2026年度にも100を大きく超える多様な問いが生まれました。その中には、「外国人が住み続けたい街とはどんな街なのか?」「横浜市は外国人住民と日本人が共生できているのか?そして自分たちにできることは何か?」など、国際社会や地域との関わりを考える問いもあります。
英検から留学へ、留学で得た疑問から探究へと経験がつながることで、「大学では国際社会や多文化共生について学んでみたい」という興味が生まれることがあります。
総合型選抜で武器になるのは「資格の数」だけではない
大学受験では、「英検2級を取得しました」という資格そのものが、大学・学部によって出願条件や評価材料になることもあります。
ただし、総合型選抜で語れるのは資格だけではありません。高校1年生で不安を抱えながら英検に挑戦したこと、結果を受けて次の級を目指したこと、海外に興味を持って留学したこと、そこで生まれた疑問を探究したこと、そして大学でもっと学びたいテーマが見つかったこと。その3年間そのものが、その生徒だけの実績になります。
同じ英検2級でも、「取得しました」だけなら結果です。なぜ挑戦したのか、どんな課題があったのか、どう勉強方法を変えたのか、結果が出たあとに何へ挑戦したのか、その経験から何に興味を持ったのかまで振り返れば、資格が「自分はどう学ぶ人なのか」を示す実績に変わります。
例えば、一度思った結果が出なかったあとに、ライティングが課題だと分析し、先生へ自分から相談し、学習方法を変えてもう一度挑戦した経験があれば、自己効力、やり抜く力、戦略的学習力、メタ認知などを、具体的な行動として説明できます。
「私は粘り強いです」と言うのではなく、「私はこういう場面で、こう行動しました」と語れることが大きな違いです。大学・学部ごとに出願条件や評価材料は異なるため、受験時には各大学の募集要項を確認します。
例えば、3年間でこんな高校生活へ
もちろん、全員が同じルートを歩むわけではありません。ここまで紹介した流れは、高校3年間を考えるための一つのモデルです。横浜キャンパスではAiGROWも活用しながら、高校生活の経験を振り返り、自分の強みや変化を言葉にすることも大切にしています。
「検定を何個取ったか」ではなく、「検定への挑戦から何が始まったか」。そこまでが、高校3年間です。
| 時期 | 挑戦 | 次に生まれるもの |
|---|---|---|
| 入学時 | 「高校では何か頑張りたい」 | まだ目標は曖昧 |
| 1年 | 自分に合った英検級へ | 最初の目標 |
| 1年後半 | 合格/再挑戦 | 「自分にもできる」 |
| 1〜2年 | 実行委員・ボランティア | 挑戦する範囲が広がる |
| 2年 | 次の英検級へ | 自分で目標を決める |
| 2年 | 留学 | 世界が広がる |
| 2〜3年 | Q探・探究 | 興味が「問い」になる |
| 3年 | AiGROW等も材料に振り返る | 強み・成長を言語化 |
| 大学受験 | 総合型選抜等 | 「大学で学びたい」へ |
目指すのは「自分で次を決められる高校生」
高校1年生では、「次は英検を受けてみよう」と先生に背中を押されていた生徒が、3年後には「この大学で○○を学びたい」「そのために今の自分には○○が必要」「だから次はこれに挑戦する」と、自分で考えるようになることがあります。
「勉強させられる高校生」から、「自分で学ぶ高校生」へ。検定は、その変化を生むきっかけの一つです。経験する。振り返る。次を決める。また挑戦する。その繰り返しが、3年後の進路につながっていきます。
中学3年生の今、資格を持っていなくてもいい。英語が得意でなくてもいい。留学なんて考えたことがなくてもいい。将来やりたいことが決まっていなくてもいい。高校生活はこれからです。
英検でもいい。漢検でもいい。数検でもいい。世界遺産検定でもいい。その一歩から、実行委員へ進むかもしれない。留学へ行くかもしれない。探究したい問いが見つかるかもしれない。そして、大学で学びたいことに出会うかもしれません。
大学受験のために「実績」を集めるのではありません。高校生活で本気で挑戦した結果、3年後には自分だけの実績ができている。そんな高校3年間を、横浜キャンパスでは大切にしています。
「高校では何か一つ自信をつけたい」その気持ちを聞かせてください
進路や、これから挑戦したいことがまだ決まっていなくても大丈夫です。オープンキャンパスでは横浜キャンパスの雰囲気や学びに触れ、学校説明会ではコースや入試を知り、その後の個別相談で気になることをお話しいただけます。学校説明会とその後の個別相談への参加が出願資格となります。ご自身に合う機会を選んで、横浜キャンパスへお越しください。
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