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【PICK UP 企業連携】Part2:中京テレビ放送、プロジェクト型学習

メタバース空間での連続型企業連携授業(全10回)
目次

【中京テレビ放送連携】メタバース版、連続型企業連携授業(全10回)

中京テレビ放送からの課題は「高校生がもっと見たくなる朝の情報番組のコーナーを企画する」

「高校生がもっと見たくなる朝の情報番組のコーナーを企画する」をテーマに、中京テレビ放送(株)(愛知県)との連携授業を行いました。テレビの視聴スタイルが多様化する中で、新たな視聴層の獲得を目指す課題に取り組みました。

この授業はメタバース空間で展開される、10回の連続授業から成るプロジェクト型学習です。生徒たちは4つの拠点(CLARK SMART名古屋、岐阜キャンパス、静岡キャンパス、浜松キャンパス)から参加し、地域に関係なくメタバース空間でグループワークやプレゼンテーションを実施する探究学習を行いました。

これにより、学生たちはリアルタイムでコラボレーションし、異なる地域からのアイディアや視点を取り入れながら、テレビ番組の新しいコーナー企画を提案するプロセスを学びました。このような新たな学びの形は、学生たちにとって貴重な体験となり、メディア業界やプロジェクトマネジメントの理解を深める機会となったことでしょう。

メタバース空間のクラーク生
「2D」「3D」2つのメタバース空間での授業

授業の概要

若年層の視聴者意欲を上げるための課題に挑戦

最初の2回の授業では、実際に番組が制作されている中京テレビ放送を見学し、その現場を体験学習しました。また、この時に「クラーク国際の15秒PR動画」という課題を通じて、実際の動画制作に取り組みました。その後、メタバース空間を活用して、「高校生が観たくなる番組」の企画提案に向けたリサーチ学習が進められました。

4回目となる授業では、中京テレビ放送の本社・スタジオにも伺ってアナウンサーから講義を受けた後に、意見交換も行うことで生徒たちは貴重な知見を得ました。さらに、生徒たちが提案した企画案に対しては、放送作家からのフィードバックを受けつつ繰り返し改善を重ねました。最終的には、生徒たちは自身の提案をまとめ、プレゼンテーションの形式で発表しました。このプレゼンテーションでは、中京テレビの関係者らが審査員として参加し、生徒たちの考えやアイディアを評価しました。

左:中京テレビ放送を見学、右:アナウンサーによる講演

クラーク国際独自のプロジェクト型学習とは

企業との連携や著名人との連続型の協働学習で、課題発見・解決力やプレゼンテーション能力を身につけます。仲間と共に学びながら、実社会とのつながりを持つことで、社会人となって活躍し続けるために必要なスキルを身につけます。さらに大学選びやキャリア選択においても貴重な経験となります。

プレゼンテーションの様子

生徒のプレゼンテーション紹介

プレゼンテーションを行なった2チームの企画を紹介します!

CLARK SMART名古屋 Bチーム

高校生の約半数に推しがあるデータから、アイドルやアニメのキャラクターなどを番組内で紹介する企画。高校生の推しに関する街頭アンケートを行い、上位になった推しついての紹介を行う。ファンだからこそ知っている押しの魅力を伝えることにより、高校生の視聴率を向上させる案。

クラーク記念国際高等学校 岐阜キャンパスチーム

日々の天気に合わせたヘアスタイルを提案する企画。時間がなく校則の範囲内で男性女性の高校生に合ったヘアスタイルを提案することでオシャレに興味関心を持つ高校生を増やし視聴率を向上させる案。

プロジェクト型学習に参加した生徒の感想

参加した生徒に2つの質問を聞いてみました!

Q1メタバースとZoom授業の違いを教えて下さい。

Q2「自分が変わった」と思うところを教えてください。

松崎さん(CLARK SMART名古屋)

Q1:メタバースだと、性格がより濃く行動に出ると思います。

Q2:うまく言葉に表現するのが難しかったが、このプログラムを通して企画を表現できるようになったと思います。

松尾さん(CLARK SMART名古屋)

Q1:Zoomの方が相手の顔、反応が見えて安心感がありました。

Q2:周りの人の意見を受け止めて、よりよくしていくことです。

淸原さん(CLARK SMART名古屋)

Q1:メタバースは自分のアバターを使って声だけの参加だから、意見を言う時に恥ずかしくなかったです。

Q2:プログラムの参加前はなかなか自分の意見を言うことができなかったが、企画を考えるうちに積極的に意見を言うことができるようになりました。

【事後調査】プロジェクト型学習に参加して

中京テレビ放送のプロジェクト型学習が終了後、受講した生徒15名を対象に事後調査を実施しました。その結果、プログラム満足度は80%という高い評価を受けました。さらに、生徒の中から今後の人生においてこの授業が役立つと回答した割合も、80%という高い信頼を受けました。

【調査概要】
・調査期間:2023年7月14日
・調査機関(調査主体):クラーク記念国際高等学校
・調査対象:プログラムを受講したクラーク生
・有効回答数(サンプル数):回収数15件、うち有効回答数15件、有効回答率100%
・調査方法(集計方法、算出方法):インターネット調査

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