起業家精神から社会課題を考える――最終プレゼンテーションに向けて学びを深めています
スタンフォード大学サマープログラムもいよいよ終盤を迎えております。
4日目・5日目の午前は、リチャード・ヒデキ・カシンスキー博士(Richard Kaszynski, MD, PhD)による講義が行われました。
テーマは「Entrepreneurship & Social Impact(起業家精神と社会的インパクト)」。起業家精神(アントレプレナーシップ)とは何かを学ぶとともに、社会課題を解決するためのアイデアや、社会に新たな価値を生み出すビジネスの在り方について理解を深めました。
講義では、医療分野におけるAIの活用事例も紹介され、テクノロジーが社会課題の解決にどのように貢献できるのかについて、多角的な視点から学びました。
生徒たちは、「目の前の課題にどう向き合うのか」「その課題に対して自分には何ができるのか」を考え続けることの大切さを実感し、未来の社会を担う一人としての視点を養う貴重な時間となりました。
最終プレゼンテーションに向けて、アイデアを形に
午後は、最終日に行われるプレゼンテーションの準備を進めました。
各グループは、「スマートフォン依存」や「高等学校における選択科目の充実」など、それぞれが重要だと考える社会課題をテーマに設定。この1週間を通して、ブレインストーミングからリサーチ、プレゼンテーションの構成づくり、プロトタイプ(試作)の作成、そして発表練習まで、スタンフォード大学で実践されているデザイン思考のプロセスを体験しながら準備を重ねてきました。
最終プレゼンテーションを目前に控え、生徒たちは緊張した表情を見せながらも、「自分たちのアイデアをより良い形で伝えたい」という思いを胸に、最後の仕上げに全力で取り組んでいます。

仲間との出会いが、一生の財産に
キャンプも終わりが近づき、生徒たちは思い出を形に残そうと、自分たちで色紙を作成し、お互いにメッセージを書き合う姿が見られました。
全国のさまざまな拠点から集まった仲間とともに学び、世界トップレベルの教授陣と英語で語り合い、挑戦を重ねたこの数日間は、生徒たちにとってかけがえのない経験となっています。
社会課題について考え、自ら行動し、多様な価値観に触れながら成長したこの1週間。その集大成となる最終プレゼンテーションでは、生徒一人ひとりがこれまでの学びの成果を存分に発揮してくれることを期待しています。
