【マレーシア留学】「暗闇の洞窟」探検とタイ国境の町へ
Asia Summer Program 2026では、授業や文化体験に加えて、マレーシア・プルリス州の歴史や地域社会を知るフィールドワークにも出かけています。
この日は、プルリス州北部にある鍾乳洞「グア・ケラム」と、タイとの国境に位置する町「パダン・ブサール」を訪れました。
地下に広がる「暗闇の洞窟」へ
最初に訪れたのは、グア・ケラム(Gua Kelam)。長い年月をかけて形成された石灰岩の洞窟で、19世紀以降にはスズの採鉱のためにも利用されてきた場所です。
生徒たちは、洞窟内に残るかつての採鉱の歴史に触れながら、暗闇の中を進んでいきました。
洞窟を抜けた先に現れたのは、険しい石灰岩の崖に囲まれ、澄んだ川が流れる緑豊かな谷「Taman Rahsia(シークレット・ガーデン)」。
洞窟の暗闇を抜けた先に広がる美しい景色に、生徒たちは思わず息を呑んでいました。
自然の美しさを楽しむだけでなく、その土地がどのような歴史を歩んできたのかを知ることで、普段の観光とは異なる視点からマレーシアを知る機会となりました。



国境を越えて広がる世界
続いて向かったのは、タイとの国境に位置する町、パダン・ブサールです。
パダン・ブサールは、タイとマレーシアを陸路で結ぶ国際貿易の拠点として、多くの人やモノが行き交う「陸の港」ともいえる場所です。
国境に近いことから、タイからの買い物客や、両国を行き来する人々も多く、街にはマレーシアの商品だけでなくタイの商品も数多く並んでいました。
さらに、生徒たちを驚かせたのが「時差」です。スマートフォンの表示時刻がタイ時間に切り替わり、「時間が変わった!」と戸惑う場面も。
日本ではなかなか体験することのできない「陸続きの国境」を実際に訪れることで、国境を越えて人や文化、経済がつながっていることを肌で感じることができました。

洞窟の歴史、地域の自然、そして国境を越えた人々の往来。
一日のフィールドワークを通して、生徒たちはマレーシアという一つの国を、自然・歴史・文化・社会というさまざまな角度から見つめることができました。