CLARK登山隊が、キリマンジャロ登頂を前に外務省を訪問!タンザニアの文化と国際交流を学ぶ
9月20日〜30日にアフリカ最高峰・キリマンジャロ(標高5,895m)への登頂を予定している「CLARK登山隊」の生徒6名が、8月21日に外務省を訪問しました。
外務省 アフリカ部長の高橋美佐子氏、アフリカ部の藤原稔久氏、大臣官房人事課の税所裕太氏と懇談し、登頂の舞台となるタンザニアの文化や暮らし、言語、国際交流について理解を深めました。


キリマンジャロとは?
タンザニアにそびえる標高5,895mのアフリカ最高峰。赤道に近い場所にありながら、山頂付近には氷河が残る、世界でも珍しい山として知られています。

タンザニアを知ることから、キリマンジャロへの挑戦が始まる
懇談では、タンザニアで約5年間の勤務経験を持つ藤原氏に、現地で撮影した写真を交えながら、歴史や文化、暮らしを紹介していただきました。
都市部やザンジバルの美しい海、野生動物など、多様なタンザニアの姿に触れた生徒たち。さらに、現地で広く使われているスワヒリ語についても学びました。
なかでも、登山を前に「ぜひ覚えてほしい」と紹介されたのが、「ポレポレ(pole pole)」=「ゆっくり、ゆっくり」という言葉です。
キリマンジャロ登山でも現地のガイドたちからよく聞く言葉だといい、「焦らず、一歩ずつ」山頂を目指す生徒たちにとって、印象に残る言葉となりました。


なぜタンザニアでは大きな民族対立が起こらないのか
懇談では、生徒たちからも積極的に質問が上がりました。
探究学習で「民族間の対立」をテーマに学ぶ片吉さんは、「多くの民族や言葉が混じり合うタンザニアで、大きな争いが起きにくいのはなぜですか」と質問しました。
藤原氏から、120を超える民族が暮らす中、独立後にスワヒリ語による教育を重視し、「タンザニア人」としての共通意識を育んできた歴史を話していただきました。
探究学習で抱いた問いを専門家に直接聞く、貴重な学びの機会となりました。


外交官が大切にする「言葉」という力
「ほかの国の人たちとコミュニケーションを取るとき、何を大切にしていますか」という生徒の質問に、高橋氏は、外交において「言葉」が大切な道具であると話しました。
さらに、語学力だけでなく、相手の文化や価値観を知り、その違いを理解した上で言葉を交わすことが大切だと説明。生徒たちは、相手を知ろうとする姿勢が国際交流につながることを学びました。


「与える」だけではなく、現地の人から「受け取る」
登山隊の生徒たちは、「タンザニアの人たちに自分ができること」を考え、メッセージカードや英語の本、文房具、日本のお菓子などを準備しています。
そんな生徒たちに外務省の皆さんが伝えたのは、「与えるだけでなく、現地の人から積極的に学び、受け取ってほしい」ということ。文化や価値観の違いに触れ、互いに学び合うことの大切さを考える機会となりました。
登山隊はこれまで、富士山登頂をはじめ、高尾山でのトレーニングや高所順応などを重ね、アフリカ最高峰への挑戦に向けて準備を進めてきました。いよいよ9月、8名の生徒がタンザニアへ向かいます。
目指すのは、標高5,895mのキリマンジャロ山頂。外務省で受け取った言葉と学びを胸に、CLARK登山隊の挑戦は続きます。


今後のCLARK登山隊の予定
9月20日 日本出発
9月21日 タンザニア到着・コーヒー農園訪問
9月22日 キリマンジャロ登山開始
9月23日 標高3,720mのホロンボ小屋へ
9月24日 高度順応
9月25日 標高4,700mのキボ小屋へ
9月26日 ウフルピーク(標高5,895m)登頂に挑戦
9月27日 下山
9月28日 国立公園でサファリ体験
9月29日 タンザニア出発
9月30日 日本帰国


生徒の声「懇談で学んだこと」
リーダーの片吉さん(横浜キャンパス 3年生)
「最初は緊張していましたが、外務省の皆さんがとてもフラットに話してくださったことが印象的でした。今回のお話を通して、コミュニケーション能力を身につけることの大切さを知りました。英語をはじめ、語学や国際的なことにもさらに興味を持つきっかけになりました」
坂東さん(CLARK SMART横浜 3年生)
「今回学んだことを通してタンザニアへの理解をさらに深め、キリマンジャロに挑みたいです」
内田さん(所沢キャンパス 1年生)
「外務省の方々のコミュニケーション能力の高さに刺激を受けました。自分ももっとコミュニケーション能力を高めたいと思いましたし、その必要性も感じました」

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